どうも、禅タロットセラピスト・帽子のまーし。です。
近所付き合い、ママ友、大学・社会人のサークル。
女性のお客さんから「女性同士の人間関係」について相談されることがよくあります。
聞いてると看護士さんとかほんとに大変そう。f(^ー^;
料理教室に通う西田京子さん(仮名)はオンナたちの派閥争いに悩まされていました。
西田さん自身はどのグループにも属していません。
そのため対抗する二つのグループの板挟みになり、悪口や相談を聞く毎日。
その間に立って仲を取り持つの・・・・・・しんどいですよね~。。。
「どっちの味方に付けばいいのか」「どうしたら解決できるのか」と出口のないこのお悩み。
心のモヤモヤの正体に”ハッと”気付いて楽になりましょう!
派閥同士の問題解決をしたいと思う心理
派閥同士の板挟みにあっていることはわかりました。
では、あなたはどうしたいですか?
「何かしてあげなくてはならない」
「何とか解決してあげなければならない」
「中立でいてはいけない」・・・。
こんな風に思う心理には何があるのでしょう?
下の3つは例にすぎませんが、あなたの場合は「なぜ」「そうしたい」のですか?^^
1.相談されて嬉しいから何とかしたい
人は自分を頼りにしてくれる他者を邪険に扱えません。
わざわざ自分の所に来てくれる人に対して助けてあげたいと思うのが人情というもの。
親切心から何とか対処してあげたいと思うのも当然のことでしょう。
ただ今回の場合は2つのグループから相談を受けています。
全てがうまくいく方法はなんてあるのでしょうか?
2.いい環境にしたいから何とかしたい
派閥争いの渦中にいなくても人間関係でギスギスしている環境なんて誰だって嫌です。
習いごとなどのプライベートも勿論ですが、職場だったら余計に面倒ですよね。
バレーのチームだったらゲームの勝敗に、職場なら会社の利益にも関わるでしょう。
組織や社内を何とかしたいと思うのも当然!
3.面倒見のいい私でありたい
これは本人も気付いていない場合が多いです。
というか、1・2も実はこれだった、なんてよくあります。^^
相手のためではなく、完全に自分のため。
問題解決の手腕を発揮しようとしている自分自身に喜びを感じているケースです。
ここでは正義感や責任感の強さに対して悪いと言っているのではありません。
ただ、それがあまりにも自分を悩ませているようなら本末転倒のように私は思います。
「こんな私、どう?」状態になってませんか?f(^ー^;
参考:メサイアコンプレックス
実際のところ何にモヤモヤしているのか?
さっきのステップではまず、「あなたは、なぜ、そうしたいのか」を確認してもらいました。
モヤモヤしているのは誰か?
はい、あなたです。
じゃああなたの心がどうしてモヤモヤしているのか。
どういうジレンマを抱えてそうなっているか考えてみましょう。
例えばこんな感じ。
1.ネガティブな話を耳に入れたくない
確かにネガティブな言葉や空気を浴び続けるのって疲れますよね。うんうん。
聞いてあげたいし、どうにかしてあげたいけど愚痴ばっかり聞かされるのもねえ。
端的に言うと、「あんまり頼られたくない」。
頼ってほしいけど、あんまり頼られたくない。
・・・いや、どないやねん!!(笑)
2.聞けば聞くほど どちらの言い分も一理ある
どちらの言っていることも一方から見れば正論です。
どちらの言っていることも一方から見ればエゴです。
結局のところ、どうすればいいのかわからない。
「じゃあ諦めようか・・・」
「でも、なんとかしたい・・・」
「じゃあせめて自分がその間を取り持とうか・・・」
「でも、本人同士が話し合わなければ解決は無理なんじゃないのか・・・」
じゃあ、でも、じゃあ、でも・・・・・・。
と、無間地獄に陥ります。(笑)
3.そうは言っても巻き込まれたくはない
どちらかに肩入れしようとすると、もう片方から恨まれるかも知れません。
それがたとえ明らかに「こっちのグループの言い分が正しい!」と思っていても、もう一方のグループにそれが通じるのかわかりません。
考えれば考えるほどトラブルに巻き込まれる心配が頭をよぎりますよね。
「私が仲間外れにあうんじゃないか」「イジメられるんじゃないか」とか。(お~怖い、怖い)
じゃあ、そこまでして仲直りさせる必要が本当にあなたにあるのでしょうか?
あ
り
ま
す
か
?
結局のところ、2つの派閥に挟まれていたのではなく、
「解決してあげたいと思う自分」と「深入りしたくないと思う本当の自分」
という、2つの自分の間に挟まれていたことがわかります。
答えは全部自分の中にあったんですね~。
あなたが積極的に問題解決する必要はない
つまり「派閥同士の問題をあなたが解決しなくてはいけない」というのは単なる思い込みにすぎません。
「な~んだ、そうだったんだ!」と思っていただけたなら幸いです。^^
このステップでは「あなたが深入りする必要がない」理由を挙げてみました。
自分の立ち回りに許しを与えてあげましょう!
1.「話を聞いてくれるだけで嬉しい」
役に立っている実感は欲しいですか?
それなら問題解決をしなくても感じることはできます。
それは、「既に役に立っていることに気付くだけ」です!^^
あなたにも「話を聞いてもらったらスッキリした!」なんて経験はありませんか?
そう、あなたは相手の話を聞くだけでもう十分 役に立っているんです。
何だったらアドバイスさえしなくても構いません。
2.一方に肩入れすることで調和が崩れ、話が余計にこじれるかも
あなたが間にいることで、今の調和を保っているのだとしたら?
状況に応じてどちらにもつける「リベロ」的な人物も社会には必要です。
あなたのポジションの人がいなくなることで状態は増々悪化してしまうかもしれません。
3.中立だからこそ見えるものがある
どちらの意見も正論に聞こえるのはあなたが中立な証拠です。
セラピストもそうですが、その渦中にいないからこそ問題解決に必要とされます。
その問題を第三者の視点で客観的に見ることができるからです。
だからあなたもどちらかに付く必要はありません。
それで誰かに「八方美人ね」と言われたら、
「私が? 私は十六方美人よ」と言ってあげましょう。
くだらない派閥争いには中立でOK
大切なのは「自分自身を苦しめている思い込みに気付いて、本当の自分を楽にしてあげること」です!( *´艸)
いや、だって、ぶっちゃけ、誰かの人生に振り回されるなんてまっぴらですよね!(笑)
ウザイし、疲れるし、めんどくさいでしょ?(笑)
しかもリーダーや最年長ならまだしも、そうじゃない人が責任を背負っていることが多すぎる!
いや、上司や先輩が何とかしてやれよ!
くだらない問題にあなたの時間を取られる必要はナッシング。
深入りしようとせずに、あなたにとって一番楽なスタンスをとっていきましょう!
以上、あなたに"ハッと"気付きを与える帽子のまーし。でした!
じゃあまたよしなに~
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