もくじ(ジャンプできます)
大アルカナの20。ビヨンドイリュージョン(幻想を超えて)の意味
「外側の出来事は自分の内側が表面化しているだけ」。カードのメインの意味です。ちょっと難しいですよね。解説は後でしっかりとおこないますね。
この人の目の前の蝶も、起きていることも、すべて自分が作り出しています。
「さっぱりわからない」という方ほど読み進めてみてください。
「えー、めんどくさい」「私にはどうせ理解できないだろうし」と画面を閉じようとしていますか?
それそれ。それが”自分の内面(前提)が外側の現実を作っている”ということですよ。
今この時だけのお話ではなく、人生単位でそれが起きています。えらいこっちゃ!
ということで最後まで読んでみてね。
自分らしく生きるにはどうすればいいのでしょうか
今日の記事は
自分らしく生きたい
素直に生きたい
そんなあなたのヒントになればなと思います。
そのクライアントさんは
転校先の中学校ですごくいじめられたそうです。
転校生のくせにイキがるな。
その言葉がずっと頭に残っていました。
みんなが仲良くしてくれなかった。
そっか。
転校生ってイキがっちゃダメなんだ。
転校生って楽しんじゃいけないんだ。
そう思い、彼女は
もういい・・・
と心を閉ざしました。
私は好きなように楽しんじゃいけないんだ。
きっと楽しんだらいじめられる。
そう思ったそうです。
それは
「私はみんなから愛されないんだ」
という
思い込みになりました。
目の前の現実は幻想。本当の現実がある場所は…
転校先で
いじめられた経験はないにせよ
似たような思考をずーっと、
引きずっている人
繰り返している人
は多いんじゃないでしょうか。
(しかも無意識に)
本当はこうしてほしいのに
みんな、そうしてくれない
だから私は嫌われてるんだ。
だから私はだめなんだ。
私は好きなこともできないんだ。
と、ネガティブのループに入ってしまったり。
でもね。これ、実は、
あなた自身が目の前の現実を作っているんです。
別にあなたを責めているわけじゃありません。
「あなたは悪くないし、
あなた次第で
現実を変えることができるんだよー」
という前向きで建設的なお話をします。
大事なことは、
外側(出来事)があって
あなたの内側(内面)が形成されたんじゃないということ。
あなたの内側がまず先にあって、
それが外側に反映されているんです。
逆なんです。
たとえば
転校生のくせにイキがるな。
って言われても自信がある人は
「なんで?」
「何言ってんの?」
「あんたはそう思うんだね。ふむふむ」
で終わっているはず。
イキがっても別に大丈夫な現実ですね。
ということは転校する前から彼女は
既に自信を失っていたんですね。
好きなことをやっちゃいけないって
昔からしつけられてたり、
そういう風になるに至った出来事があったのかもしれません。
ならばそうなった原因を探すもよし。
その困った思考パターンが自分にあることに気付くことが最初のステップです。
これを読んでいるあなたの中でも、ちゃんと変化は起きているんですよ。
ありのままの自分でいると嫌われる?
実は
人に嫌われているから自分が嫌い という人は
自分が嫌いだから人が自分を嫌ってくるんですね。
あなたが嫌われているという証拠が
ガンガン引き寄せられてくる。
ほらね、私愛されてないでしょ。
やっぱり私みんなから嫌われるんだ。
って。
うん。愛されてないかも。
そうかもしれないけど
ずっとそうやって生きていく?
何か変わっていく?
嫌だよね。
変わらないよね。
あなたが輝くから、世界は明るくなるんです。
みんなが愛してくれないなら
じゃあせめて、せめて
自分だけは、
本当の自分、ありのままの自分
の気持ちに気付いてあげよう。
ほんとは好きなこと
好きなように
やりたかったんだよね、私。
みんながそうさせてくれなかった。
すっごいくやしい思いしたよね。
とってもつらかったよね。
ひとりでさみしかったよね。
誰かに聞いてほしかったよね。
誰かに助けてほしかったよね。
言い返してやりたかったよね。
我慢しなければよかったよね。
私ってほんとヘタレだよね。
そうだよね。
要領よくできなかったよね。
そうそう。
誰か助けてほしかったよね。
うんうん。
こわかったよね。
情けなかったよね。
ヘタレ。
ほんとにヘタレだったよね。
OKOK。
そうだよね。
そうだった。
よくここまで生きてきたね。
めげたこともあったけどよく頑張った。
自分は自信があるものだとずっと勘違いしてた。
ほんとは自信がなかったんだよね。
ほんとは自分が一番、
自分の好きなようにさせてあげれなかったんだよね。
今までごめんね。
ずっとありがとう。
もう、大丈夫。
すこしずつでいいから
前に進んでいこうね。