寂しいときに、ふと昔の彼を思い出す。
そういうことってきっと誰にでもあることですよね。
特に今特定の彼氏がいないとき、昔付き合っていた彼のことを、そしてそのときの楽しかった思い出を、思い出してしまうもの。
もしも昔の恋人のことばかり思い出してしまって、「ああ、あの頃に戻りたいなあ……」なんて考えてしまっているのだとしたら。
それはちょっぴり「昔」に執着してしまっているのかもしれません。
それは、「昔の彼」ではなく「昔の自分」に。
会いたいのは「元彼」ではなく「過去の私」？
もしかするとあなたは今、「彼氏が戻ってくる方法」を検索しているかもしれません。あるいは「好きな人を忘れる方法」かもしれませんね。
なんとなく寂しくて昔の彼を思い出す。
そういうときって、そのときの感情も一緒に思い出しませんか。
- 「好きな人と一緒にいられて楽しい」
- 「ちょっとしたことで心がときめく」
- 「恋愛がうまくいき生活が充実している」
- 「毎日がキラキラ輝いて見える」
昔のキラキラした日々のことを思い出して過去の彼に会いたくなったとき。
本当に会いたいのは「元彼」ではなくて、「キラキラしていた過去の自分」なのかもしれません。
「彼と一緒にいたときの自分に戻りたい」
「復縁すればまたああなれるかも」
そんなふうに思ってしまっていると昔の恋人に会いたくなる。
昔の恋人に会えば、昔の自分に戻れるような気がするから。
過去を懐かしむことは悪いことではないけれど……
昔の自分を懐かしく思うことは、最初にも書いたけど誰にでもありますよね。
「あのとき楽しかったな」
「こんなことがあったな」
ってね。
でもね。
もしも過去のことばかり懐かしんで、昔の彼とヨリを戻したくなっているのなら。（正確には、ヨリを戻したいと何年もずっと思い続けて苦しくなっているなら）
ちょっと「過去の私」に、執着しすぎているのかもしれません。
青の5。OSHO禅タロットのCLINGING TO THE PAST（過去への執着）。箱の外である「現在」はキラキラ輝いています。
私がいる より 私がいた。
人は「今」より「過去」の方が、「自分」という存在を実感しやすいんですね。
だから「過去の私」に執着しやすいんです。
特に「幸せな頃の自分」にね。
学生時代の武勇伝をいまだに語るとか、若かった頃のモテ自慢をするおじさんとか、過去の功績をひけらかす上司とか……まわりにいませんか？
元彼を忘れられない原因・心理
あの頃はよかったと思ってしまう人の心理。
実は過去の自分に戻りたいと思うときって、今があまり充実していないときだったりします。
だから輝いていたあの頃に、戻りたいって思ってしまうんですよね。
あの頃付き合っていた彼に会いたい。
あの頃の二人に戻りたい。
本当は
「あの頃の私」に会いたい。
「あの頃の私」に戻りたい。
恋をして輝いていた頃の私に。
過去より今に目を向けて生きてみよう
でもね。
本当は今の自分だってできるんですよ。キラキラ輝くことができるんです。
だって「今」のあなたは色んな経験をして思い出の中のあなたよりも、ずっと成長しているはずなんだから。
自分の成長って自分ではわかりにくいけど、
- 昔よりもできるようになったこと
- 気づけるようになったこと
- 新しく知った気持ち
じっくり自分と向き合って考えてみたら、きっと色々でてきますよね。
「成長したな」って思えるポイントがね。
だから昔を懐かしむのは別にいいけれど、昔に戻りたいと思う必要はありません。
「今のあなた」は、「今」輝くことができるんだから。
「あの頃みたいに若くない」なんて、思ってしまうかもしれないけど、そんなこと関係ないですよ。
それに年齢を重ねたということは、それだけ成長してきたということでもあるんだから。
胸を張ってください。
虹の2。OSHO禅タロットのMOMENT TO MOMENT（瞬間から瞬間へ）。今この瞬間をしっかり踏みしめましょう。
「今のあなた」は、あなたが戻りたいと思っている「過去のあなた」よりも、ずっとたくさんのことができる。
これからだってキラキラ輝くことはできる。
だから「今」を生きてみませんか。
昔の彼を忘れて今 新しく出発するもよし、昔の彼を取り戻すために今 全力を出すもよし。
思いっきり「今」を楽しんで生きていたら、あなたの魅力は、もっともっとあふれてくるはずなんだから。
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