「相談の仕方がわかりません。何をどう聞けばいいか…」「うまく相談できるかわかりません」
四柱推命、タロット占い、手相などいろいろありますが鑑定前の相談でクライアントさんからよく聞く言葉です。
占いの質問の仕方で悩む方は多いのですが、実はそれよりも、もっともっともっと大事なことは〇〇〇なんです!
恋愛・仕事・転職・対人関係・結婚・人生・お金・家族・健康…どの質問をするにしても役に立つ記事なのでお楽しみください。
もくじ(ジャンプできます)
「占いでの正しい質問の仕方」の基本
「占いで何を聞けばいいか」の回答としてよく言われるのは「YESかNOかで返ってくる質問以外」というものです。たとえば…
「好きな人の気持ちが知りたいです。彼は私のことを好きですか?」→ はい or いいえ
これだと自分では何もやりようがないし、欲しい答えがもらえるまで占ってもらう占い依存症になってしまいます。
そこで「知るだけではなく、望む未来に対してどうすればいいか」を聞きましょう。
さてサラッと書きましたが「欲しい答えがもらえるか」というのがクセモノです。
相談の仕方よりも大切にしてほしいものがあります。それは柔軟性です。
占いは質問内容に関わらずこの考え方を持ってください
実は聞くことがある時点で「欲しい答え」は決まっています。
それが言語化されていなくて顕在意識に現れていないので、モヤモヤしています。
人は、頭でわかっている・わかっていないに関わらず目的が先にあって、そこに向かって進んでいます。
あなたが僕のサイトにたどり着いたのも何か目的があって検索したからですよね。
だからページを閉じずに読み進めてくれているわけです。
意識・無意識にかかわらず、必ず目的が先にあって、それに沿って行動をし結果を手に入れています。
だからこそ柔軟性を持って「欲しい答え」を一旦忘れることが大事。
仕事についての聞くべきことは、恋愛についての聞くべきことはと質問内容に悩む前にまずはそれです。
もちろんタロット占いでも手相占いでも四柱推命でもですよ。
もう少し詳しく、どんなことが起きてしまうかを説明していきますね。
占いで聞くことをいくら用意したってこれでは意味がない
とにかく「占いで聞いた方がいいこと」に固執しないでください。
そっちに意識が行ってしまいます。
それよりも「柔軟性を持つ」。ここに集中してほしい理由を説明します。
まず、目をつぶって今日見たTVのCMを思い出してみてください。
どうですか? (やってくれてます?)
何本も流れていたはずなのに数本しか思い出せないでしょ?
それらはあなたが興味のあるもの、あるいは気になるタレントが出ているものだけのはず。
またたとえば「ヴィトンのバッグが欲しい!」と思ったら街でヴィトンをやたら見かけるようになりませんか。
妊娠したとたん、妊婦やベビーカーが目につくようになったという方もいらっしゃるでしょう。
ヴィトンが急にダイソーに買収されたわけでも、いきなりベビーブームが到来したわけではありませんよね。
これらはあなたにとっての重要度が上がったから認識できるようになったんですね。
となると柔軟性を持たないまま占いを受けるとどうなるか。
本来重要なアドバイスをめちゃくちゃ取りこぼします。
セッションで「ICレコーダーをとっていいですか?」というクライアントさんもいらっしゃいますが、これも注意。
何十回聞き直したところで、本人が重要と思っているところしか聞き取れていません。
また人は既に知っていること、つまり、知識のストックにある情報の「確認作業」をしがちです。
知っていることなら再構築してでも読み解けますよ。
に三の石も上年。
読めたでしょ? でも…
を制開闔の寸す五鍵
は読めません。(記事の最後に正解を書いておきますね)
このことからも「目の前の言葉ではなく、頭の中にある情報を理解しているに過ぎない」んですね。
つまり自分に都合のいいところだけ聞くか、あるいは自分に都合よく再構築し解釈します。
仕事に関する占いなら自分に都合のいいところだけを受け取ったり、ニュアンスで理解しようとします。
恋愛も同じですね。性格診断なんて特に自分を褒めてくれる部分だけ受け取ってしまいそうです。
本やブログだけでは願望実現や引き寄せの法則がうまくいかないのはこの「目の前の文章ではなく、頭の中にある情報を理解している」ことが理由です。
自分ひとりでは堂々巡りになります。長い目で見たときに最悪です。
だから第三者の新しい意見に対して柔軟性を持つことが大事なんです。
それは「自我を捨てる」ということ。
目的を一旦忘れる、今重要だと思っているものごとを「実はそうとは限らないんじゃないか?」と思う(重要度を変えてみる)ということ。
じゃないとタロット占いで聞くことをいくらまとめたって、あなたの中にはあなたが言ってほしかったことしか残りません。
第三者の意見を柔軟性をもって聞けると人生が大きく変わります!
いつも「根本改善が大事」と言っていますが、目に見えるものがガラッと変えることができると人生ももちろん…↓
占いで聞いてはいけないことって?
ついつい自分を守るために異常に素早く、かしこくなっていませんか?
今まで慣れ親しんだ考え方や習慣であろうとしてしまう気持ちもよくわかります。
でもそこで柔軟性をもって今までの自分とは違う意見を聞き入れてみる。
過去の考え方によって、今の悩みが作られている。ならば過去の考え方を、今どれだけ駆使したって悩みが続くだけなんです。
意固地になると今までと違うパターンが生まれないことはもう知っているはずです。
だから質問の仕方とか、うまく質問できるかは気にしないでください。
占い師に聞いてはいけないことを気にするより、聞きたくないことでも聞ける心を準備しておいてくださいね。
そのために酷い言い方をしてこない占い師かどうか調べておくのもいいかもしれません。
ということでリラックスして占い師やセラピストに向かってくださいね♪
まとめると、質問の仕方よりも
- 目的を一旦忘れよう、今重要だと思っているものごとを「実はそうとは限らないんじゃないか?」と思って受け取ってみよう。
- 自分ひとりでは一生堂々巡りになるよ。自分に都合のいいところだけ聞くか、あるいは自分に都合よく再構築して解釈しちゃうよ。
- だから柔軟性をもって聞く姿勢を意識しよう。じゃないと本来重要な部分をめちゃくちゃ取りこぼすよ。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!
※五寸の鍵開闔を制す(ごすんのかぎかいこうをせいす)→ 「小さなことでも大きな全体に影響を与えているよ」っていうこと
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