大アルカナの15。コンディショニング(条件付け)の意味
「自分自身を取りもどしましょう」。カードのメインの意味です。
このカードではライオンが羊に仮装していますね。
「僕はモコモコの毛がないと愛されないんだ」ってなもんでしょうか?
自分自身を取り戻しましょうというカードです。
彼はなぜそうまでして羊に仮装しなければいけないのでしょうね。
別の可能性に気づき、しかもそこに信憑性がありました
復縁できる距離にいるのに、復縁する勇気が出ないというもどかしい恋。
「復縁できるか」や「なぜその一歩が出ないか」などを見ていくセッションとなりました。
「またあの言い合いをやるのが嫌だ…」「でも好きだし」という間で揺れていた彼女。
まずは感想です。
「自分の意見をガンガン言ったら終わってしまう」「そうとは限らない」「言いたいことを言えないのではダメになる」など、自分の中で色々な考えがごちゃごちゃになっていました。どれも正論だったり、その時に感じた正直な気持ちなので否定するのは難しいし、しちゃいけない部分もあり。
それで「自分が我慢すればいい(というか、ガンガン言う事を我慢して、伝え方を考えればいいとか、相手が好きなら多少の事は許せるはずだから、わかってあげて私が悪く思わず立ち回れればいいんだとか、例えばご相談の中にあった服装の件だって、私が有能な人であればその時くらいの忙しさで余裕がなくなる事はなかったとか、オシャレに興味があったりその人のためにキレイでいたいと思えば忙しくても苦痛じゃなくそれなりの服装をできるはずだとか)」と思ったりもしたのですが、すごくしんどくて。
相手が好きならもっとやる気になっていいはず、と思うと相手に対する好意にも自信がなくなってしまって。別の方面からその疑いは晴らすことができたので良かったんですけど。「ガンガン言ってダメだったら別れる」という方針もありかもしれませんが、別れたくはないわけですし。
でも、セッションを受けて「ガンガン言ったらダメになる」というのが思い込みだと気づき、私の中で「ガンガン言ってダメになる」か「言わずに我慢する」の二択になっていて、しかも「言わずに我慢する」の未来も「我慢できずに爆発 or 言わずに問題が積み重なりダメになる」という事になってると後から気づきました。
「ガンガン言ってもダメにならない」未来もあると気づき、それを信じる気持ちになれた事が良かったと思います(^-^)
相手の人は間違っていると思ったら直せるか、無理ならそれはそれで「じゃあどうしたらいいか」と考えられる人なので、良いカードが出たことも含めて、信じようと思います。
私がやるだけやってホントに聞いてもらえないのであれば、その時は私も悩むまでもなくイヤになっていると思いますし。
うんうん。深みのある感想をありがとうございます。
うまく行かなかったときって、どんどん自分を責めていくんですよね。
もっとああすれば…、私が我慢すれば…って。
もちろん自戒も大切ですが、自分を責め続けるのは良くないですよね。
「こうすればこうなる」「私がこういう価値観に合わせないといけない」「でもそれをしてしまうと…」の間で揺れ動いていました。
問題を整理することで視界がクリアになったこと、別の視点が見つけられたことがなによりです。
「自分がどうしたいか」を置き去りにしていましたね。
しかももう何年も悩み続けているとのことだったので、
という答えにまで到達されたので本当に良かったです。
縁がなかった時はその時です。
少なくとも変化という意味で前に進むわけですから。
あなたはライオンです。百獣の王。自信を持ってください。
羊をライオンに仮装させるぐらいのパワーを持って、ガンガン行ってみましょう!
セッションさせていただき、ありがとうございました。
復縁がうまくいくことをお祈りします。
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