googleカレンダーを使いだしたものの、なかなか紙のスケジュール帳から抜け出せないセラピスト・帽子のまーし。です。
先日、禅タロットで対人関係のお悩み相談にのりました。
なんとなく苦手な人 と仲良くなりたい
<女性・30代・フリーライター>
「最近知り合った、年上の編集者の女性がなんとなく苦手なんです。苦手な理由は特に思い当りません。その人が悪い人ではないとは思っているんです。何ならたぶん良い人なんです。でもなんか萎縮してしまうというか、身構えてしまいます。どうしてなんでしょう? できれば仲良くなりたいんですけど、どうしたらいいんでしょうか。」
ということだったんですが、いる!そういう人。うんうん。
この方の場合は何が問題なんでしょうね。
というわけで相談者と、その女性の関係性を禅タロットで見るために4枚引きしてもらいました。
(左から)一枚目の<相談者から相手女性に関する事・相談者の現状>に「TRUST」が出ました。ワクワクする方に飛び込む姿?なんのこっちゃ、ワクワクできてないのにこのカードってめっちゃ矛盾してるやん、と思いました。
でも二枚目の<相談者から相手女性に関する事・相談者へのアドバイス>についてお話を聞くとよーくわかりました。この「MORALITY」は「『こうあるべきだ』に縛られてない?」というのを教えてくれています。
本当の自分に正直になろう!
さて、問題です。彼女が持っていた『こうあるべきだ』は何だったでしょうか?
3・・・
2・・・
1・・・
正解は・・・
「ビジネスの前にまず『人と人』として繋がらなければならない」でした!
んー。だけど実際にはそれがうまくできていないっていうところから来るジレンマだったんですね。
一枚目の「ワクワクする方向に行こうとする現状」は誠実に、損得勘定なしに相手女性に飛び込もうとしている姿だったんですねー。以前いた会社を辞めたのも人間関係に誠実だから(?)割り切ったビジネスマインドになれなかったようです。フリーランスの人ってでも大体そうですよね。人間関係から自由になりたいから一人でなんかしたいってなもんですよ。
だからキチンと相手女性と仲良くなりたい。でも現実はうまくそれができない。辛いですねー。いっそ嫌いになれたら楽なんですけどねー。
ということで・・・じゃあ一旦「ビジネスの前にまず『人と人』として繋がらなければならない」という考え方を嘘ということにしましょう!
いや、相談者もどこかで本当だと思っていると思うんですよ。あ、ちなみに僕はその考え方に対して肯定も否定もないです。
ただ相談者である「あなたが」現にその間で苦しんでいるわけです。それが本当のあなたなんです。誰の価値観も関係ない。あなたがその悩みに対して楽になれればそれでいいんです。^^
だから楽になるために今までの考え方を捨ててみましょう。なにかのきっかけで身に着けた「ビジネスの前にまず『人と人』として繋がらなければならない」なんていう耳触りがいいだけのカッコいいフレーズを一度捨てちゃいましょう!^^
そもそも損得勘定のある付き合いって悪いことなのか?
そりゃ「人と人としても繋がっていること」にこしたことはないです。でも相手がそれを望んでいるのかっていうことですよね。同性ということもありお互いの悩みも話しあえる関係と思ってくれているかも知れません。でも仕事の情報交換をしたい、あるいはしたくないから一定の距離を取る人だっています。なあなあにならず切磋琢磨しあいたいと思っているかも知れませんよね。
そしてはたして「損得勘定のない関係」は「ビジネスパートナー」よりも高次な関係性なのでしょうか?(そう思っている時点で何か別のブロックもありそうです)
恋人を一番にする人、子供を一番にする人、友達を一番にする人、そんなもの人それぞれ。何が正しいかなんてありません。別に順番を付ける必要もありません。ただそれぞれの関係性を大事にすればいいだけの話です。
仕事相手として正当に相手を評価する・される。素晴らしいことじゃないですか。たとえばお医者さんが手術室に「仲がいいから」という理由で看護師を選んでいたらそれこそ変ですよ。手術される方はたまったもんじゃない。
禅タロットは本当の自分に戻る旅
「ビジネスの前にまず『人と人』として繋がらなければならない」という考えに縛られていた彼女はこのことに気付き、すっきりして帰っていかれました。最近よく思うのですが耳触りのいいフレーズとか大義で自分を騙すなって言いたい。(僕自身にも言ってます。笑)
楽に生きるっていうのが(今の)本当の自分なんだから。^^
そしてこれってビジネスの部分で評価される自信がないことの裏返しだったのかもしれませんね。
「利用しあえる」ぐらいの能力を身に着けて、萎縮しないでいい関係を築ければいいですね。^^
今日は以上です!
いってらっしゃーい!^^ノシ
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