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火のクイーン。シェアリング(分かち合い)の意味
「持っているものを分け合いましょう」。カードのメインの意味です。
このSHARINGは文字通り
シェアリング・分け与える人
なんです。
ケチケチせずに、どんどん喜びを広げていきましょう。
成功する人ほどGIVER(ギバー)、嫌われる人はTAKER(テイカー)と言いますが、ほんとそうですよね。
クイーンの手元にも注目。食べ物は人と分かち合うともっとおいしくなります。
ロウソクの火は誰かと分け合っても消えません。もっと場を明るく照らすことができます。
同じカードが
同じ”現状”のポジションに出ても
全然解釈が違うなあー!
というお話をします。
このSHARINGは文字通り
シェアリング・分け与える人
なんです。
見てください。
果物を振る舞う女性が
描かれてるでしょ?
なんだけど
面白いもので、
その女性は『自分の持っているものを分け与えまくってしまう人』だったんです。
献身的を通り越して破滅的なまでに分け与えてしまう人
セルフイメージが低いから彼に対して
「自分の持っているものを
振る舞わないといけない」
「自分のことは後回しにするべきだ」
という思考の持ち主でした。
物質的な話ではなく献身的というやつですね。
それが良い悪いじゃなくて
本人がしんどくなかったら
大変すばらしい事なんだと思うんですね。
いうなれば篤志家!
でも「それももう疲れている」と。
「毎回変な男性に引っかかって嫌なんです」となったら話は別で。
『献身的』
を通り越して
『自己犠牲的』。
『自己犠牲的』
を通り越して
『破滅的』
なまでに。
繰り返しますが、
それは良い悪いじゃないと思います。
芸人の嫁とかって
そういう一面があるんじゃないかと思いますし。
ひとそれぞれで。
あくまで本人がどういう価値観か。
「辛い」と感じるのか、
「いうても許せる範囲」なのか、ね。
分け与える分があるぐらい、実はたくさん持っていることに気付いていますか?
で、またある別の女性の
”現状”に出た時はそれとは違うリーディングになりました。
「なんか彼を信じられない」
「ケンカばっかりで
どうしたらうまくいくのか」
と悩むその女性に説明したら
ハッとしていらっしゃったんですが、
それは、
「分け与える分があるぐらい、実はたくさん持っていますよね」
って。
だから
「十分彼から与えられていたことに気付きましょうね」
と。
ビックリしてましたよね。
「あ、そうだ」って。
「彼からいっぱいいろんなことしてもらってたじゃん!」と。
それを素直に受け取らなかったり、
愛を疑っていたのって
全部『私』だったんですね。
その後、ちょっと話題になった
yahoo知恵袋の「妻が両親の介護をしません」がリンクしました。
ひとつ、言っておくと、あなたはまだ、今まで奥さんがどんなに大変だったかはわかってない。全然わかってない。子育てにも多分参加してないから。
あのね、子供の世話、まじきついから。
0歳児が毎晩2時間おきに起きることとか、日中もちょっと目をはなすと死ぬかもしれない緊張感で、その眠気と戦わなきゃいけないこととか、そんな状態でご飯作ったり旦那の世話してやらなきゃいけないこととか、ワンオペで子供お風呂に入れてものすごく寒い想いをするとか、この10倍ぐらいの数々の大変なことに黙って耐えてきてくれた奥様なんですよ。
ほんとねー、
気付いていないだけで
いろいろやってくれてるもんです。
パートナーにも親にも友人にも言えることですね。
同じカードでもこんなに解釈が変わるからタロットリーディングは面白い!
というわけで
同じカードで
同じポジションに
『分け与える人』が出ても
全然違うというお話でした。
この辺がタロットリーディングの面白いところ。
そして腕の見せ所。笑
一枚のカードでも解釈が
たくさんあるのは当然なんですよねー。