我慢する必要はありません
大好きな彼からのDV。
辛いですよね。
「嫌だけど離れられない」
「優しいところもあるからし」
「私がいてあげないと…」
「DVよりも捨てられる方が怖い」
「両親に合わせる顔がない」
「いつか変わってくれるんじゃないか」
いろんな気持ちがあると思います。
でもね、
そのままその彼に従い続けていると
「暴力」や「力による支配」を
別の誰かにしてしまい
負を連鎖させてしまう可能性があるんですよ。
誰だって職場の後輩を苛めたり
自分の子供を虐待する人には
なりたくないですよね。
有名ないじめっこである、
ジャイアンの状況を改めて見てみると、
そのことがよくわかると思います。
ジャイアンはいじめっこだけど、
ジャイアン自身も、
暴力で支配されている、
DVの被害者であるとも言えるんです。
ジャイアンは恐怖で支配されているし、してしまっている
ジャイアンはしょっちゅう、
お母さんに追いかけまわされて、
ボコボコにされていますよね。
ジャイアンはそんなお母さんを
怖がっているんですけど
反省して悪さをやめたりは
していませんね。
何度ボコボコにされても、
悪さを繰り返していますし。
明らかにジャイアンは、
お母さんに恐怖で支配されています。
ジャイアンは悪さがバレると、
「やばい、母ちゃんを怒らせた」
と焦ります。
言い換えれば
「母ちゃんに愛されなくなるかも」
と、不安になるんだと思います。
（綺麗なジャイアン風）
ジャイアンの家庭って、
いつもあんな感じですよね。
ジャイアンが何か悪さをして、
お母さんがボコボコにして、
ジャイアンが謝る。
ジャイアンのお母さんからすると、
暴力は
「相手を思い通りにできる手段」
になっているんだと思います。
ジャイアンはひどい目に合うから、
お母さんに従っているんです。
そこにあるのは「恐怖」以外の、
なにものでもありません。
そしてジャイアンは、
暴力を振るわれることで
フラストレーションがたまり、
それを「怒り」や「暴力」として、
外に出しているんですね。
自分よりも弱いクラスメイトを
いじめたりとかね。
ジャイアンが弱い者に
暴力を振りかざすのは、
力というものの支配力を知っているから。
自分自身がそうやって、
お母さんに支配されているのですから。
もしかしたら暴力的なあなたの彼も、
ジャイアンのような家庭で、
育ったのかもしれません。
OSHO禅タロットのTOTALITY（全一性）
それでも彼氏の暴力を我慢する？
そして同じことを、
あなたが彼からされ続けると、
今度はあなたが、
ジャイアン化してしまう
可能性があります。
それこそお母さんに暴力をふるわれて、
いじめっこになったジャイアンのように。
つまり力や恐怖で、
人をコントロールするように、
なってしまうんです。
それが「普通」だと、
錯覚してしまうようになるんですね。
暴力のスパイラル。
恐怖支配のスパイラル。
DV男から離れられないという場合。
嫌だと思いながらも、
そこに居心地の良さのようなものを
感じてしまっているのなら、
「負の連鎖」の中に
あなたも
入ってしまっているのかもしれません。
OSHO禅タロットのALONENESS（独りあること）。そこから抜け出して自立してみるのもアリですよね。
自分を大切にすれば素敵な出会いが待っている
負の連鎖の中に
取り込まれている状態だとしたら。
そのまま黙って、
そこにいることはないですよね。
この状況、
終わらせたくないですか？
DVを我慢しなくていいんですよ。
あなたがつらい思いをし続ける必要なんて
どこにもないんです。
相手の要求や期待に、
応え続ける必要はないんです。
それは切りがなく続いてしまうから。
どこまでいっても終わりがないから。
「恐怖では支配できない」ということを、
わからせることができれば良いんです。
「相手の要求・期待に応えなきゃ」と
苦しみ続けるのではなくて、
「自分はどうしたいのか」を
考えていきましょう。
「相手から捨てられる……」なんて、
恐れることはないんですよ。
誰かに相談してもいい。
思い切って「えいっ」って、
飛び出してもいい。
警察に通報したっていい。
あなたには
幸せになる権利がある
という当たり前のことを忘れないでください。
まずは自分を大切にしてみませんか。
自分を大切にすれば、
自分を本当に大事にしてくれる人との
出逢いもきっと増えるから。
相手に我慢するんじゃなくて、
「自分に」
我慢させてあげないでくださいね。
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