自己啓発やスピリチュアルを勉強したけど「自分の人生を生きれてなくて、何かすごく、毎日が楽しくないんです」「いつも他人の人生を歩んでるような気がして嫌なんです」と余計に苦しんだりしていませんか?
「過去を振りかえって、自分が何が好きだったか思い出してみましょう!」みたいなことは聞いたことがあるかもしれません。
でも、それができないから困るんですよね、
そんな人に、思い出してみましょう!自分がどうしたいのか決めましょう!って言われても、それはかなり、難しいことを強いてますよね。
今回はそんな勉強熱心なあなたに知ってほしい自分らしく生きる方法についてお話していきます。
- 自分の人生を生きるメリット
- なぜ人は自分の人生を生きれないのか
- 自分の人生を生きるためにはどうすればいいのか
がわかり、実際に自分の人生を生きようと、一歩踏み出せる勇気が湧いてきますよ!
自分の人生を生きるとは
自分の人生を生きれていない人の特徴
ではですね、自分の人生を生きるとは何か。答えは自分らしくいることです。
でもそういう辞書的な意味の説明を求めてるわけではないと思います。
じゃあ、自分の人生を生きているという意味の逆で、自分の人生を生きていないってどういう状態なのかを考えてみましょう。
- 自分の言いたいことが言えない。
- 自分のやりたいことがやれない。
- 逆に、やりたくないことをやる羽目になっている
- いつも人の顔色をうかがっている
これが、自分の人生を生きていない状態です。
自分軸ではなく他人軸になってしまっています。
例えばもっと具体的な事例を出すと
- パートナーや、好きな人に対して「こういうことして欲しい」「こういうこと止めて欲しいんだ」っていうのを言っちゃうと嫌われるんじゃないかなって思って、結果的に言えてない。我慢ばっかりしている。
- 友達に対して、ほんとはこう言いたいけど言えない。
- 会社の上司に対して、休みたいと言えない。
相手のことばっかり優先させて自分を置き去りにしてしまっていますよね。
では自分の人生を生きると、どんないいことが待っているのでしょうか!
自分の人生を生きるメリット!
まず選択がしやすくなります。
人の顔色をうかがわなくていいので、
- こういうことしたらこう言われるんじゃないかな
- こういうことしたら嫌われるんじゃないかな
っていうことを別に気にせずに、自分がやりたいことをやれるようになれます!
生きやすくて、のびのび表現できそうですね!
- これをしてたら褒められるからこれやっとこう、
- これをやっていたら嫌われる、白い目で見られるからやめとこう
っていうのがなくなるわけです。
生活や人間関係に安心感がうまれ、チャレンジ精神が湧いてきます。(※後述)
自分の人生を生きれていない時のデメリット
じゃあ逆に、自分の人生を生きていないと、どういう問題があるのか。
僕はこれについて、大トロ理論と呼んでいます。
なんなのかと言うと、周りの人達が「お寿司は大トロがいいよ」って言ってます。
でも自分は「回転寿司のマグロが好きなんだよなあ」って、そういうことってないですか?
だけど、テレビとか、インスタグラムで、やっぱり大トロ食べてると自慢ができる、回転寿司は比較的豊かじゃない人が行くところとされています。
すると「うーん、なんか皆が言ってるから大トロを食べてるほうが偉いのかな」って思ってきちゃうわけです。
そうやって、本当は自分は、回転寿司のマグロが好きだけど、皆が「良い」って言ってるから、そんなに好きでもない大トロを食べていくわけですよね。
そしたら、自分の心って満たされなくないですか?
そう、自分で自分を満たせてないので、どんどんどんどんストレスになっていっちゃうんですね。
しかも、こうしていくうちに気が付いたら、自分って大トロが好きなんだ、っていう認識にすり変わっていっちゃうんですよ。
それで「ほんとの自分は回転寿司のマグロが好きだ」っていうことを、忘れていっちゃうんですね。
だからよく「自分が何が好きか分からない」って言う人がいますよね。
これが自分の人生を生きてない方の考え方です。
もちろんお寿司に限った話ではありません。
テニスをやってる自分ってかっこいいからテニスをやっておこう。(でも私バトミントンが好きなんだよな…)みたいな。
そしたら、そんなにやりたくもないテニスやってるから、そこまで楽しくないんです。
それよりも、バドミントンが好きだったことを想いだせると、私たちは生き生き生きられるようになるんです。
お子さんにも影響を与えてしまう
またあなたにお子さんがいる場合、なんか楽しそうじゃないなっていうあなたを子供が見てます。
すると、そんなあなたを満たしてあげようと一生懸命、自分のこと置き去りにして、お母さんのために生きる子供に育ってしまうんです。
つまり、その子供も、自分の人生を生きなくなっちゃうんですよ。
これってね、「そうそうそうそう!」って仰っているあなた自身も、自分の親に対して同じことしてませんでした?
- お父さんがお酒しかストレスのはけ口なくて、なんか見ててかわいそうだったなあとか、
- お母さんいつもお父さんに合わせていいなりになっててかわいそうだったなあとか。
それを見てた優しいあなたが、一所懸命頑張らなきゃ頑張らなきゃ!私が喜ばせてあげなきゃ!となり、自分の人生生きれなくなった、自分よりも親を優先する性格になっていくんですね。
だからね、引き継がれていってるわけです。
- あなたが、親を見て、埋めてあげていた分、あなたが満たされなくなっています。
- で、そのあなたの満たされてない分を、今度はあなたのお子さんが満たそうとする
こういった負の連鎖が起きちゃうんですね。
「断ち切りたい!」と少しでも思えた素晴らしいあなたは、ぜひこの先も読んでください!
自分がない…の原因は?
今、あなたは具体的にどういうことに悩んでいますか?
例えばパートナーに対してこういうことが言えない、あるいは職場の人に対して休み希望が言えないとか、退職したいと言えないとか。
実はこれって、そういった目の前で起きてる出来事の話じゃなくて、もっと昔の子供のときから始まってるものなんです。
さきほど親子のお話をしましたが、子供のときの習慣が、今、形として現れてるだけなんです。
親が毒親だったから自分の人生が生きられなくなった、とは限らない
つまり自分の人生が生きれない、自分らしくいられないは、
- これをすると親から怒られたなあとか、
- これをしたせいで家族が大変なことになってしまったとか、
- お父さんに歯向かって大変な目にあったお母さんを見たとか
などの過去の経験からきてるんです。
だから今に始まった問題ではないということです。
ちなみに親が毒親だったから、あなたが自分の人生を生きられなくなったとは限らないんですね。
あなたが何かをしたときに、手を出してくる親だった → だから私は、自分で選んだりとか、決断したりすることができなくなった
とは限らないと言うことです。
例えば「両親が真面目だったから、私の親はぜんぜん毒親じゃなかったんですよ」「トラウマなんてないです」って言ってる方でも、
- その大好きなお父さんお母さんに対して、期待に応えなきゃみたいな感じで一所懸命頑張ってたとか。
- テストの点を頑張っていつも100点取れるように頑張ってた。
- 弟妹の面倒見るために一所懸命頑張ってたとか。
親が毒親だと自分の人生を生きられない理由としてわかりやすいじゃないですか。
「あんな親がいたから、私はあいつらのせいで、自己肯定感が下がった」「だから自分の人生を取り戻すんだ!」って。
それだとまだ見つかりやすいんですけど、決してそれだけが、あなたが自分の人生生きれなくなった原因ではないということですね。
ではこれからどうすればよいのでしょうか?
自分で自分の人生を決められない人を卒業しよう
自分の人生を生きるにはどうすればいいのか
自分の人生を生きるためには自分に自信を持ってください。
僕もセラピストとしていろんな方を診ていますけど、結局は自信に集約されます。
- 「自分って、こういうことしていいんだ」
- 「こういうこと考えていいんだ」
- 「こういうふうに感じていいんだ」
- 「自分を優先させていいんだ」。
こういう気持ちをしっかりと持てるわけですね。
そして、ちゃんと自分が幸せになってもいいんだという確信に繋がり、自分の人生を生きられるようになっていくわけですね。
だから、成功体験を積み重ねていくっていうことが、とても大事なんですよ。
成功体験を積み重ねて自信をつけていく
自信って、積み上がっていくものなので、
- これをしても大丈夫だった!
- じゃあ今度はこれやってみよう。
- あ、大丈夫だった!
- 今度はじゃああれもやってみよう。
と、なっていくわけです。
そうやっていくと「あれ?なんか自分が思ってたよりも、世界って優しかったな」「みんな、ちゃんと受け入れてくれるじゃん!」っていうことに、どんどん気付いていきます。
これがまた成功体験になって、さらにのびのびできるようになっていくわけですです。
僕が診ているクライアントさんは皆さんそういうふうになっていきます。
ホラ、今のあなたの心にもワクワクする氣持ちが湧いていることに注目してください!
決断ができない人はこの対処法・解決策をどうぞ
僕のクライアントさんのお話ですが、自分の人生を生きられるようになると、
- 「会社を辞めて、働いていない状態。だけど、高い家賃のところを借りても大丈夫だ」って、エイヤってその物件を借りた方もいらっしゃいますし、
- 彼氏と別れて悲しいなって思ってた人でも、いや、これは別れてよかったんだって前向きな気持ちで執着を手放したり、
- 不安に耐性がついて出会いを増やして、もっと素敵な人とお付き合いすることができた、結婚できたとか、
そういう報告をいただくようになったわけですよ。
相手も変わります。
自信がない態度があなたからなくなったから、相手が自分に対して責めてこなくなったとか。
そして、あなたがあなたの人生を生きるようになったことによって、お子さんはあなたを満たす必要がなくなりますよね。
もう充分満たされてるので、満たす必要がない。
するとお子さんも、自分の人生をもっと自由に、自分らしく生きてみようって思えるようになるわけです。
- 息子が私を庇うような発言を旦那にしてくれましたとか、
- 娘が初彼を家に招きましたとか、
- 何十年も引きこもりだった子が外に出るようになりましたとか
今日からこれをやってみましょう!
今日から簡単にできることをお伝えします。
全てのことに「ラッキー」と言ってみてください。
- 雨が降ってもラッキーです。
- 道端でコケちゃってもラッキー。
- 犬のふんを踏んじゃってもラッキー。
一見凶と思える出来事でも、大吉と思えるようになれば恐れずチャレンジできるようになっていきます。
不安に負けずチャレンジを繰り返せたら、いつか成功します。
そして自信がついていきます。
今日からは、全てのことにラッキーと思う、できたら口に出してみてください。
だけど注意点があります!
でもね、「これだけ私ラッキーとか言ってるのに、変われない私ってやっぱだめだな…」って、また今度それが自分を責める材料になっちゃうので、だから先に言っておきます。
変わるきっかけにはなりますけど、これだけでガラッと変わるのは難しいです。
「自分に嘘をついてるな」ってなってきます。
極端なはなし、ご家族の方が旅立たれたときに、ラッキーって、思うことも可能ですけど、やっぱりそれって嘘をついてることになるじゃないですか。
そこで嘘をつき過ぎていたら、今度またそれによって、「自分って何だったっけ」ってわからなくなっちゃうんで。
なのでそこだけ事前に織り込んだうえで一緒に歩いていきましょう。
根本から変えていくことによってなりたい自分になれる
根っこが、自分のこと優先させちゃいけない、自分を幸せにしちゃいけないと思ってる方はね、自覚はなくてもたくさんいらっしゃるんですよ。
強烈な人はですね、「どんなふうな未来にしていけたらいいですか?」って想像してもらっても、「●●になりたいです。でも心の奥の私が、『いやそんなの望んじゃだめだよって言ってる気がします…』って。
それは根っこの部分が、幸せになっちゃいけないと思ってるからなんですね。
そこでいくら「感情をノートにかきだすといいですよ」なんて言っても、それは小手先のテクニックにすぎないんです。
だからね、先に織り込んでおいてください。
ラッキーと言って変われなかったとしても、大丈夫だと。
だけど一個テクニック身に付けたと、自分を褒めてあげてください。
その一歩、次の一歩、一歩、一歩ってね、大事にして欲しいんですよ。
ときには3歩進んだ、だけど2歩下がる。ときには3歩進んだけど3歩下がるときもあるとおもいます。
だけどそれでもあきらめずに積み重ねていったら、絶対変わっていくんです。
あなたもなりたい自分になりたいですか?なりましょう!
僕はですね、多くのそういう方々を見てきた、変えてきたわけですから、絶対にあなたもなれます。
だから絶対あきらめないでください。幸せになるんだって、覚悟をいっしょにしましょう。
まずは今回お伝えした、ラッキーと言ってみるこのテクニックを実際に使ってみてくださいね!
今回も最後まで読んでくださってありがとうございました(*^^*)