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虹のペイジ。アドベンチャー(冒険)の意味
「あなたの心は冒険を求めています」。カードのメインの意味です。
子供ってワクワクする方に行きますよね。
蛇が出ようと、帰れなくなろうとそんなこと気にもせず。
それを思考(大人・経験)が「行くな」と邪魔をしてきます。
大アルカナ0のフールのカードの意味も「馬鹿になりましょう」でしたね。
思い込みが自分の限界を決める
突然ですが問題です。(ジャン!)
たかしくんは1万円を持って
買い物にでかけました。
そして300円(税込)の
りんごを1つ買いました。
さて、おつりはいくらでしょう?
答えは………
9,700円ッッ!
ってわかりますよね。
簡単すぎますよね。
ですが、
もういちど問題をよく読んで。
「おつりはいくらでしょう?」
とあります。
また、1万円札で支払った
とは書いていません。
なので1,000円札で買ったなら
おつりは700円になります。
ですし、300円ぴったりで
支払ったのかもしれません。
あら不思議。
おつり(答え)は
700円でもあるし、
0円でもありますよね。
じゃあ5,000円札なら?
500円玉なら?
2,000円札なら?
いっぱい答えが出てきました。
ぼくらは年齢とともに
想像力、そして可能性に
フタをしていきます。
成長は引き算ともいえる
僕は
「成長することって足し算じゃないな」
と考えています。
なにかが使えるようになる。
なにかができるようになる。
なにかがもっとできるようになる。
これ、足し算的な考え。
でも「思い込みが
自分の能力を制限している」
と仮定したら。
今日は、成長することは、
「思い込み」の引き算
だというお話をしていきますね。
できない理由より できる理由を
思い返すと
産まれて間もないこどもが
世界一高度といわれる日本語を
習得していくわけじゃないですか。
僕もあなたもそうしてきたでしょ?
これって
ドラクエで言ったら
レベル2の主人公がラスボスと
戦ってるようなもんですよ。
みんなこどもの頃、
最強の敵と戦ってるわけですよ。
「今から東大合格なんて
できるわけがないよ~」
って・・・
そもそもレベル2で
ラスボスと戦ってたのに!
「こどもは若いから
なんでもできるのよ」
いえいえ、
年齢を重ねているからこそ
今覚えていることと関連付けて
覚えやすくすることができますよね。
「できるはずがない」
「○○を持っていないから」
っていう思い込みで
自分の能力にフタをしているわけです。
もう一回言います。
そもそもレベル2で
ラスボスと戦ってたのに!
そう考えたら
年齢とともにできていった
思い込みを引き算していくこと。
それが成長なんですよね。
そして小学生になったら
ある日の授業中
先生にあてられたあなたは
黒板に書かれた問題を
解くことができませんでした。
周りのクラスメイトが言います。
こんな問題もわからないのかよー
そしたらあなたは
「あ、私は
こんな問題もわからないんだ」
と、思い込みます。
たまたまかも知れないのに。
はい、
「わたしの学力はこれくらい」
っていうフタができました。
学力なんて言葉も知らないけど
フタができました。
で今度は、
「わたしはテストでだいたい
これくらいの点数しかとれない」
というフタができ、
「通信簿ではだいたい
これぐらいの成績しかもらえない」
っていうフタができ、
「受験では
このぐらいの学校しかいけない」
というフタができました。
そして今に至る…。
フ・・・フタ、邪魔!
自分を縛っている
思い込みのフタはなんでしょう?
そして外してみたら
どうなれると思いますか。
想像してみてください。
ワクワクしません?
あれもできるし、
これもできる。
そしたら景色がこんな風に変わる。
「でも外せないから困ってる」って?
じゃあどうやったら外せますか?
「それは勉強したら
少しずつは外れるけど…」
少し外れました。
それを少し、少し、少し…と
外していけば……
ということ。
「今から東大合格なんて
できるわけがない!」は
今から東大に行く学力を
足していくんじゃなくて、
もともと東大に行ける学力を
持っているんだから、
「行けないという思い込み」を引いていく作業なんです。
そう思ったら
なんかやれそうな気がしてきません?
(少なくとも僕はそう)
「できない理由」で思考停止しないこと。成長とは足し算ではなく「引き算」だ
これ、スポーツでも
「人間は絶対このスピードで走れない」
と思っていたら無理で
実際に、少しずつ思い込みを捨てて
1/16秒ずつ記録を
伸ばした選手がいたんですって。
で、その人は
見事、世界新記録を樹立します。
するとどうなったか。
他の選手も
それぐらいのタイムで
走れるようになったんですって。
なぜなら
「人間は絶対このスピードで走れない」
という思いこみがなくなったから。
「あの会社に就職できるはずがない」
「こんなに稼げるわけがない」
「この恋愛はうまくいかない」
「あの人とは絶対に付き合えない」
「恋のライバルがいるからあの人は絶対に振り向かせられない」
勇者よ。
そなたは「もともと」できるのじゃ。