「私がいい妻であればいつか変わってくれるはず。」と、これまで我慢してきたけれど、もう限界・・・。
妻を見下す夫のモラハラな態度をこのまま我慢し続けるのか、もう踏ん切りをつけて離婚を切り出そうか…。とにかく、この爆発しそうなストレスから抜け出したい!
夫婦関係において、女性が求めるのは、言葉がなくてもお互いが支え合える関係性。
そのはずが、いつの間にか、支え合うどころか傷付いてしまうこともあります。
この痛みから解放されるには、離婚しかないの?そう考えてしまうのも当然です。
離婚を決意する前に、今の旦那さんと心地いい関係になれるかどうかこの記事で最後にもう一度だけ、視点を変えて考えてみましょう。
見下してくる夫との関係がもう一度あたたかいものになるかもしれません。
もくじ(ジャンプできます)
言い争いの戦争が勃発する前に伝え合うことはしていましたか?
「どうしてお前はこんなこともできないんだ?」
妻を見下すモラハラ夫にそんなことを言われれば優しいあなたでもイラっとしますよね。
実は夫婦関係がこじれてしまう原因の多くは、言い争いよりも、言いたいことを我慢してしまうことにあります。
お互いが気持ちよく生活できるように気を使い合うのはとても良いことなのですが、どちらかが自分の気持ちを押し殺している状態というのはバランスが良くありません。
もしかしたら、お互いに本音を言えていない場合もあるかもしれません。
心理学で怒りは第二感情といわれています。
旦那さんの心理としては「わかってほしい、助けてほしい、守ってほしい」が裏に隠れています。
あなた自身もそうではありませんか?
人って案外、不器用なものです。実は気づいていないだけで、本音がわかると旦那さんがあなたのことを想ってしていることもあったりします。
「本当はこうして欲しい」とか「一緒にいたいけれど、あなたの言動に傷ついている」という本音を伝えられていますか?
本音を伝えることは解決の糸口にもなります。ひとりで悩んでいる時には見えなかったことが、話をして“二人”になった途端に気持ちが軽くなることもあります。
もしも今感じている気持ちを我慢してるようなら、ちゃんと声にすることも大切です。
いつか人を見下す旦那が変わってくれるはず、をあらためる
「いつかは見下してくる夫も変わってくれるはず・・・」と、希望を持って今を過ごしているから、このサイトを読んでくださっている方も多いですよね。
夫婦関係を続けて行った先のことを思い描くというのは、それだけあなたにとって旦那さんが大切な存在ということですね。
でも、『いつか相手が変わってくれるだろう』という考えを変えてみると、状況が少しずつ変わることもあります。
なぜなら相手が変わってくれるのを待つのは、かなり時間がかかることですから。
実は、相手よりも自分が変わる方がずっと早いし簡単なんです。
しかも、“自分が変わると、自然と相手も変わる”可能性が極めて高いものです。
僕たちは、人間関係がうまくいかない時、どうしても「あの人がこうだったら良いのに・・・。」と、相手が変わることを期待してしまいます。
ですが、そういう時は自分の理想を相手に押しつけてしまっていることが多いです。
無意識に、相手に対して完璧な人物像を思い描いているのかもしれません。
そういう場合には、自分に対しても完璧な妻でなければ、とプレッシャーをかけてしまっていることもあります。
それは、とても生きづらいです。そもそも完璧な人なんてこの世界にはいません。
人によって、どんな人が完璧かというのも違うものです。
欠点を見つけたら、「私がカバーするわ。だから私のダメなところはあなたが補ってね。」と思えると、夫婦や親として成長できるはずです。
性格の不一致は必ずしも最悪なことではない
夫婦といえど、伝え合っても分かり合えないことがあって当然です。
あなたが我慢している場合には、もしかしたら喧嘩や言い争いは表面上は少ないのかもしれません。
それは、とても穏やかで素晴らしいことですが、時には喧嘩をしてしまっても良いんです。
家族というのは、時にはぶつかることもあって、時間をかけてつくっていくものです。
喧嘩になるのを恐れて、気持ちを抑えてしまうのはあなたの心の健康にも良くありません。
それが体に病気となって現れることもあります。
伝え合うことで、わかりあえない部分が見つかりますし、それが見つかったら話し合ったり、歩みあうことだってできます。
性格の不一致があった時というのは、もっと良い関係性に繋がり、絆を深める大事な機会になるんです!
妻を見下す夫と離婚しない理由があるとしたら?
旦那さんに対して、「別れたい」とか「どうしたらこの苦しさから離れられるだろう?」と考えてしまう一方で、実際には「別れられない」と嘆いていはいないでしょうか?
そんな方は、一度考え方を変えてみることをおすすめします。
あなたは、実は自分で「別れない」という選択をしているんです。
今の旦那さんとこれからも暮らしていくというのは、経済的なことであったり、一人で暮らすより安心感も得られると思います。
それ以上のことも、夫婦の間にはきっとあるでしょう。それがたとえ見下してくる夫だったとしても。
心の奥の奥の奥では旦那さんと別れないことでどんなメリットを享受しているんだろう、と考えてみてくださいね。
すると旦那さんに対する感謝や、旦那さんを言い訳につかっていたことなどの気付きがあるかもしれませんよ。
離婚をするというのは単に書類一枚で済むものではありません。信じられないほどのエネルギーを使うものです。
この記事を参考に一度冷静に立ち止まってみると、もっと良い暮らし方や接し方が見えてくるかもしれません。
いつか相手が変わってくれるだろうと期待もしたくなる気持ちはとってもよくわかります。
誰だって少なからずストレスを感じるようなことに向き合うには、勇気が必要です。
“いつか”というのは、物事を先延ばしにしていることと同じなんです。
たとえば、根気のいる仕事や神経を使うような仕事だって、誰でも後回しにしたくなるものですよね。
ただ、ちょっと厳しい言い方になってしまいますが、それは言い換えると、今を生きていないとも言えるんです。
いつかの“相手”を意識するのではなく、“今”の自分が変われるチャンスと思ってみてください。
少し勇気を出して、“今”目の前にいる相手にしっかりと向き合ってみましょう。
もちろん別れるというのも一つの選択肢ですよ。
我慢し続けてもう限界という場合という時には全然それもありです(*^^*)
あなたの幸せを応援しています。
今回も最後まで読んでくださってありがとうございました!